レターポット=幸福
レターポットって、レターもらえるとなんでこんなに嬉しいのかずーっと考えてたんだけど、やっぱり人の気持ちがめちゃくちゃこもってるからだなと思った。
相手の気持ちがものすごくわかりやすい。だから受け取った側の「ありがとう」という気持ちもすごく持ちやすい。
レターポットをはじめた頃、僕はクレジットカードを持ってなくてレターを送れなかった。
だけどTwitterで「クレカないです…」て言っただけで100レターくらい頂けた。これがものすごく嬉しい。
顔も名前もわからない僕に、「困ってるなら助けるよ!」ってすぐにレターを送ってくれた人達の気持ちが伝わってきた。
送ってくれた方。本当にありがとうございます。
最近はものすごくレターポットについて考えることが多い。
考えてる間、すごく似ていることを見つけた。
こないだ外国人の旅行客が道に迷っていて、僕に道を尋ねてきた。
地元だったから「あっちですよー」って身振り手振りで教えてあげたら、「アリガトウ!アリガトウ!」て日本語でお礼を言ってくれた。
「Thank you!」でも通じたんだけど、その外国の方はわざわざ日本に合わせて「アリガトウ」って言ってくれた。
なんでかわからないけど、「Thank you」て言われるより嬉しかった。
外国人がカタコトで頑張って「アリガトウ」って言ってくれたのが伝わったからだと思う。
やっぱり相手が頑張っていることがこっちに伝わると、素直に嬉しい。
「わざわざありがとう」ってこっちも嬉しくなる。
この感覚が、レターポットの本質だと思う。
相手がわざわざお金をかけて伝えてくれている。
ただの言葉よりも、価値のある言葉を送ってくれる。
この感覚がレターを受け取った時の幸せなんだと思う。